年末年始の新幹線帰省をラクにするコツ|準備・移動・過ごしかたガイド
12月に入ると、いつもの予定に加えて大掃除や帰省の準備が重なり、あわただしくなってきます。
年末は毎回新幹線で帰省しているのですが、移動の長さや人の多さを思うと、少し身構えてしまいます。
長時間の移動、久しぶりの環境、いつもと違う生活リズム。年末年始の帰省は、自分のペースが乱れやすい行事のひとつです。
この記事では、
- 出発前の準備
- 移動中の過ごしかた
- 帰省先で疲れをためないコツ
- 帰宅後の回復と振り返りのポイント
の4段階に分けて、冬の帰省を少しでも穏やかに過ごすための工夫をまとめました。
帰省は楽しみだけど、ちょっと不安…。そんなときの、ささやかなヒントになれば幸いです。
出発前の準備がカギ!
帰省を少しラクにする事前チェック
冬の帰省には、寒さとかさばる荷物がつきものです。出発前にどれだけ準備できているかで、帰省当日の負担は大きく変わります。
帰省を少しでも穏やかに乗り切るためには、出発前の準備が大きなカギになります。
ここでは、出発前の準備や気をつけたいポイントを、4つに分けてまとめました。
- 新幹線の予約で気をつけたいポイント
- 冬の移動に備えておきたいアイテム
- できるだけ荷物を軽くする工夫
- 出発前に整えておきたい体力の管理
それでは、新幹線の予約で気をつけたいポイントから見ていきます。
新幹線予約で押さえておきたいポイント
ここでは、できるだけ疲れずに移動するために、予約の段階で押さえておきたい点をまとめています。
窓側+客室の中央付近の席を選ぶ
座席は、なるべく窓側で客室の中央付近を選ぶと負担が少なくなります。
窓側は通路を歩く人が気になりにくく、隣に合わせて席を立つ回数も減るため、長時間の移動でも落ち着いて過ごしやすくなります。
また、年末年始は立ち乗りの人が増えるため、客室入り口付近は人の気配が気になりがちです。
客室の中央付近はこのような影響を受けにくいため、安心感があります。

長時間の移動なら
窓側+客室の中央付近…
ただ、お手洗いが近いほうが安心、足元を広く使いたいなどの希望がある場合は、客室出入り口付近の席を選ぶのも一つの方法です。
乗り換え時間はゆとりを持つ
乗り換え時間は、普段より多めに確保しておくと安心です。
年末年始の駅構内は混雑しやすく、トイレや売店に寄ろうとしても、思うように動けないことがあります。
急いで移動すると、人とぶつかるなどのリスクも増えてしまいます。
また、車内販売をおこなっていない新幹線もあるため、乗る前に飲み物などを買っておきたいときは、少し余裕が必要です。
時間に余裕があれば、こうした準備や体調の変化にも対応しやすくなります。

乗り換え時間を
いつもより長めにとっておくと
安心…
アプリで乗り換え情報をチェック
新幹線の乗り換えは、必ずしも同じホームとは限りません。
発着の番線を事前にアプリで確認しておくと、当日の移動がスムーズになります。
番線がわかっていれば、構内図でルートを前もってチェックできます。エスカレーターの位置やホームまでの距離を把握しておくと、混雑の中でも落ち着いて動けます。
下の表では、番線表示に対応した乗り換え案内アプリの中から、使いやすいものを2つ厳選してまとめました。
| アプリ名 | 特徴 | こんなひとにおすすめ |
|---|---|---|
| 乗り換え案内 Jorudan iOS/Android | ・シンプル ・1日5回まで広告を見て 有料機能をお試しできる ・Plusモードプラン月/360円 | ・普段公共交通機関を利用しない ・機能はシンプルがいい ・なるべく無料で使いたい ・ジョルテを利用している |
| NAVITIME iOS/Android | ・ダークモード対応 ・UIが見やすい ・ルートの保存や共有がしやすい ・有料プランは 構内図の確認もできる ・プレミアムコース月/500円 | ・視覚過敏症状がつらい ・構内図もついでに確認したい ・Googleカレンダーに登録したい ・ルートを共有したい ・普段から公共交通機関を利用する |
わたしは視覚情報の多さや音の大きさで混乱しやすく、駅は苦手な場所の一つです。ですが、乗り換えアプリを使うようになってからは、迷わず移動できるようになりました。
冬の移動に備える装備とアイテム
冬の移動は、寒さや乾燥・混雑した空間など、刺激の要素が多めです。
耳栓やサングラスなどのいつもの装備に加えて、乾燥対策のリップやハンドクリームなどを携帯しておくと安心です。
ここでは、冬の移動で役立つアイテムを
- 感覚過敏対策
- 寒さ・乾燥対策
- 暇つぶし
の3つに分けて紹介します。
感覚過敏対策(光・視覚情報・音・におい)
視覚・音・においの刺激が強いと、移動中に疲れやすくなります。
すぐ取り出せて、すぐ外せるものを中心に持っておくと扱いやすく、邪魔になりません。
おすすめの装備・アイテム
【光・視覚情報】
- サングラス
- 帽子・フード付きの服
【音】
- イヤーマフ
- ノイズキャンセリングイヤホン
- LOOPイヤープラグ
【におい】事前に好きな香りをつけておく
- マスク
- ハンカチ
- タオル
帽子やフードは視界が少し狭くなるため、視覚情報が多くて疲れやすい人や視線が気になりやすい人に向いています。
LOOPイヤープラグは、軽い遮音性のあるアイテムです。電池やバッテリーが不要で、つけたままでもアナウンスが聞こえるので、操作に手間をかけたくない人に向いています。
新幹線のにおい対策で香りをつけたマスクやハンカチを使う場合は、家を出る前に香りをつけておきます。途中で香りを足す場合は、屋外で行うと周囲への配慮にもなります。
寒さ・乾燥対策
駅のホームは寒いのに、車内は暖房で暑いことがあります。
車内外の寒暖差に対応できる服装を選ぶと、体温調整しやすく快適に過ごせます。
おすすめの装備・アイテム
- カイロ:肩甲骨の間や腰がおすすめ
- 脱ぎ着しやすいアウター
- ストール:外では首や肩、車内ではひざ掛けになる
- リップクリーム・ハンドクリーム
- のど飴やタブレット
- 飲みもの
ユニクロのウルトラライトダウンやパフテックなどの軽量のダウンは、温かい・軽い・荷物棚に上げやすいという3点から、冬の移動に向いています。
暖房でのぼせやすい人は、アウターの下を薄着にして体温が上がりすぎないように工夫しておくと、体調を崩しにくくなります。
移動時間の暇つぶし
長時間の移動は、何もせずにいると時間を持て余してしまいがちです。
自分に合った暇つぶしを用意して、少しでも楽しく移動したいものです。
おすすめのアイテム
【デジタル系】
- Kindle
- YouTube Premiumなどの動画サブスク
- Spotifyなどの音楽サブスク
- Nintendo Switch(オフライン対応のゲーム)
【アナログ系】
- ノート・手帳・筆記具
- 文庫本
- 編み物
【安心セット】
- ネックピロー
- アイマスク
- モバイルバッテリー
デジタル系の暇つぶしは、事前にオフラインでも利用できるようにしておくと安心です。移動時間が長い場合は、その日だけサブスクに登録しておくのも◎。
ノートや手帳を広げて、1年の振り返りをするのにもいいタイミングです。
新幹線での移動中は意外に考えごとがはかどります。わたしの場合は、ノートに書きながら考えごとをして、疲れたらKindleで漫画を読むという過ごしかたに落ち着きました。
移動が苦手でも、「移動中に何をしようかな」と考えると気が楽になります。
自分に合った暇つぶしを探して、移動を少し楽しい時間に変えていきましょう。

荷物を軽くして移動ストレスを減らす
荷物が多いと、単純に荷物の重さでも消耗しますし、手がふさがって動きづらくなります。混雑する駅を移動する際にも気を遣うため、余計に疲れてしまいます。
荷物は必要最低限にまとめて動きやすい状態にしておくと、移動の疲れも抑えられます。
ここでは、
- 事前に荷物を送るメリットとポイント
- 当日の手荷物を減らす工夫
の2つに分けて紹介します。
事前に荷物を送って身軽にする
おみやげやかさばりやすい着替えは、あらかじめ帰省先に送っておくと、移動の負担が軽くなります。
- 重い荷物を持たなくて済む
- 混雑した駅や車内でも身動きが取りやすい
- 荷物の管理に気を配らなくて済む
配送料はかかりますが、移動のストレスが減るので、わたしは必要経費と割り切っています。
- 少なくとも1日以上余裕をもつ
- 天気予報を確認して、年末荒れそうならさらに前倒しで送る
- おみやげは事前に購入して一緒に送る
- 現地で買えるものは現地調達する
冬場は大雪などで交通が乱れ、配送が遅れる可能性があります。
「〇年に一度の大雪」「警報級」などの情報が出たときは、迷わず早めに送るのが確実です。
わたしも一度、予想外の遅延で荷物が届かず、慌ててドラッグストアに駆け込んだことがあります。それ以来、帰省の荷物は早めに送るようにしています。
当日の手荷物は身軽さ重視
当日はなるべく身軽にして、両手を開けておくのがポイントです。
必要なものはサブバッグにまとめておくと、移動中でも取り出しやすくなります。
- キャッシュレス決済を利用する
- 両手が開くリュック+ショルダータイプのサブバッグの組み合わせが便利
ホームの自販機や売店では、Suicaなどの交通系ICが便利です。
コンビニでは、交通系ICの不足分を現金で払って使い切れます。そのため、普段キャッシュレス決済を使わない人にも向いています。
当日は両手が開くように、リュックとショルダータイプのサブバッグ(サコッシュなど)の組み合わせをおすすめします。
リュックにはスキンケア用品など当日の朝まで使うものを入れ、サブバッグにはすぐ取り出したいものだけを入れておくと、動きやすくなります。
荷物リストのすすめ
荷物リストを作っておくと、帰省後に振り返って次回に活かせます。
わたしは新幹線での帰省歴はまだ10年に満たないのですが、毎回荷物リストを振り返ることで、少しずつ身軽になってきました。
年末年始の移動はただでさえたいへんなので、荷物も移動の負担も軽くしていきましょう。
出発前の体調管理も忘れずに
長距離移動は、刺激や緊張、長時間座りっぱなしなどで体への負担も大きくなります。
当日の移動に備えて、前日からコンディションを整えておくと安心です。
前日にできること
前日は食べ過ぎ・飲みすぎを避け、早めに寝て体調を整えます。
「明日のために仕上げる」イメージで準備しておくと、当日のスタートがラクになります。
もし、移動や帰省への不安が強い場合は、あえていつも通りに過ごして緊張を高めないことも一つの手段です。
なかなか寝つけないときは、次のような方法を試してみると眠りにつきやすくなります。
- 手や足を温める
- 布団の中で楽な姿勢を取って目を閉じ、呼吸に意識を向ける
- 足の指先から体温が戻っていくイメージを少しずつ広げていく
- あたたかい飲みもの(ホットミルクなど)を飲む
呼吸は鼻からゆっくり吸って、少し止めて、ゆっくり吐きます。息は吐ききると自然に吸えるので、吐くほうを意識してみてください。
当日の朝にできること
当日は軽めでもいいので、何か食べておくと安心です。
朝食は自律神経の切り替えに役立ち、低血糖を防ぐことで乗り物酔いの予防にもつながります。
外出前に好きな香りをつけたマスクやハンカチを用意しておくと、移動中のにおい対策に役立ちます。
外せない帰省前ルーティン
年末は大掃除で部屋を整える人が多いと思いますが、当日の朝にも軽く掃除をしておくと、帰宅後にホッとします。
疲れて帰ってきたあとにゆっくり過ごすためにも、わたしとって欠かせないルーティンの一つです。
フローリングワイパーをさっとかけておくだけでも効果があります。
移動中のダメージを減らす小さなコツ
移動中は、駅のホームや構内の音、人の多さ、車内外の環境の変化など、刺激が途切れない状況が続きます。
ここでは、
- 駅構内・ホームでの刺激対策
- 座席・車内での工夫
- 移動中のリセット習慣
の3つに分けて、移動中のダメージを和らげるための工夫をまとめました。
駅構内・ホームでの刺激対策
サングラスやイヤーマフなどの感覚過敏対策アイテムは、駅やホームに入る前に装備しておきましょう。先に装備して受ける刺激を減らすことがたいせつです。
年末年始の駅は人が多く、視覚情報が増えます。ホームではアナウンスやブレーキ音、ドアの開閉メロディなどの音で、聴覚への刺激も多めです。
その場から離れづらい待機列では、刺激から逃げることが難しくなります。

駅やホームに入る前に
感覚過敏対策アイテムを装備…
イヤーマフやノイズキャンセリングイヤホンは、アナウンスが聞こえづらくて不安な人もいると思います。
その場合は、LOOPイヤープラグなどの軽い遮音アイテムを選ぶと、全体的に音を遠ざけつつアナウンスを拾えるので安心です。

座席・車内で快適に過ごす工夫
予約していた新幹線に乗れたら、座席で落ち着いて過ごせるような工夫を取り入れていきましょう。
乗車直前・直後にやること
乗車前にアウターを脱ぎ、手荷物を荷物棚に上げられるよう準備しておくと、乗車後がスムーズです。
新幹線に乗ったら、最初にトイレに行くのも◎
席が窓側の場合、隣の人に気兼ねする場面がひとつ減るので、気になる人は先に済ませておくと安心です。
座席に座ってから
新幹線のにおいが苦手な人は、マスクやハンカチでガードします。
冬の車内は暖房が効いていることが多く、暑さや体温調整が苦手な人は体調を崩しやすくなります。
アウターでしっかり防寒し、中を薄着にしておくと、車内でも過ごしやすくなります。
においや揺れで酔いやすい人は、酔い止めを飲んでおくと安心です。車内では手元を見続けないようにすると、酔いを防ぎやすくなります。
心理的な安心感
マスクは顔の外側に1枚バリアができる感覚で、安心感が得られます。帽子やサングラスでも同じような効果があるため、不安が大きい人に向いています。
また、
- 体の向きを隣の人と反対側に軽くずらす
- ひざ掛けを使う
- 前ポケットに飲みものや暇つぶしアイテム入れる
といった工夫で、「この座席は自分の空間」という意識づけがしやすくなり、車内での緊張が少しやわらぎます。

移動中のリセット習慣
年末年始の帰省は、あわただしさに加え、長距離移動や帰省に対する不安、刺激の多さによる緊張など、心身ともに疲れやすい状況です。
新幹線では長時間座りっぱなしになるため、体が固まりやすくなります。
心も体もガチガチになってしまう前に、ちょっとしたリセットを挟んでほぐしていきましょう。
腹式呼吸でリラックス
座席に座って落ち着いたら、呼吸に意識を向けるだけでも緊張がやわらぎます。
「おなかを意識しながら、口からゆっくり息を吐ききり、鼻から吸い、3秒とめる」を数回繰り返すだけでも、少しリラックスできます。
詳しい呼吸法は、参考リンクをご覧ください。

軽いストレッチで体をほぐす
長時間同じ姿勢でいると、コリや痛み、むくみが出やすくなります。
隣の席に配慮しつつ、足首を回す・首をゆっくり倒すなどの軽いストレッチで、体をほぐしましょう。

腰痛や坐骨神経痛がある人は
通路をちょっと歩くのも
おすすめ…
座ったままできるストレッチは、参考リンクをご覧ください。

安心アイテムで気分転換
気分転換ができるお気に入りのお菓子や飲みもの、暇つぶしアイテムがあると、移動時間もリラックスして過ごしやすくなります。
帰省先で疲れをためない過ごしかた
帰省先に着いたら、寝泊りする部屋の一角などに自分の休息スペースをつくっておくと安心です。
軽く荷物を整理しながら、疲れたときに一休みできるように準備しておきます。
- アイマスクやイヤーマフなどの刺激対策アイテム
- お気に入りのお菓子や飲みもの
- 好きな香りをつけたハンカチ
- 肌触りのいいタオルやクッション
- 好きな本や写真
刺激対策アイテム以外は、自分がホッとするものや、眺めるだけで気分転換になるものなど、何でも構いません。
自分の好きなものを置いて、休息スペースを居心地よくしておきましょう。
いつもとちがう生活環境で自分のペースを保つために
帰省先では、照明の明るさやテレビの音量、生活のリズムなど、普段とは違う環境で過ごすことになります。
久しぶりに家族と過ごす時間は楽しい反面、移動の疲れやストレスが重なると、感覚過敏の症状が強く出てしまうことがあります。
帰省先の環境を変えるのはなかなか難しいものです。家族が過ごしやすい状態になっているため、環境に関して口を挟むと角が立ってしまうことも。
そこで、環境を変えるのではなく、刺激によるダメージをためない方向に舵をきってみます。そのためには、こまめにリセットの時間を挟むことがたいせつです。
刺激ダメージの蓄積は、脳の疲れにもつながります。
静かな場所でぼーっとする、窓から外の景色をぼんやり眺めるなど、刺激の少ない環境で休憩し、入ってくる刺激を一旦減らすと、疲れがやわらぎます。
ひとりになるのが難しい場合は、トイレでも十分です。
どうしても環境の違いがつらい場合は、日中は家族と過ごし、夜は近くのホテルに泊まるという選択肢もあります。
人との距離感とリセットルールを決めておく
帰省では、普段一緒に暮らしていない家族と長い時間を過ごします。
離れていれば気にならないことが、生活時間を共にすると気になってしまうこともあります。
「少し疲れたかも」と感じたら、その場からいったん離れる。
このようなリセットルールを決めておくと、気持ちがずいぶんラクになります。
- お茶やコーヒーを淹れる
- 休息スペースでちょっと休む
- コンビニに行く
- 外の空気を吸いに散歩する
短い時間でもその場を離れることが、自分のペースに戻るきっかけになります。
わたし自身、どんなに気の置けない相手でも、長時間一緒にいると気疲れしてしまいます。疲れすぎるとぼーっとしてしまい、普段との落差で心配をかけてしまうことも。
今回の帰省ではこまめに離脱しながら、お互いが気持ちよく過ごせる距離感を保てたらと思っています。
体調を保つための小さな工夫
年末年始は、特別な料理やお酒を楽しむ機会が増え、つい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしがちです。
少食の人や食事のペースがゆっくりな人は、無理しないためにも事前に伝えておくと安心です。
食べ過ぎは胃腸に負担がかかるだけではありません。夜に食べすぎると、消化のために身体が働き続けてしまい、睡眠や疲労回復に影響が出ることもあります。
生活リズムが普段と違う場合は、起きる時間だけでも一定にすると、体内時計が安定しやすくなります。
枕が変わると眠りにくい人は、思い切って枕を持参するのもひとつの方法です。寒い地域への帰省なら、充電式の小さな湯たんぽがあると便利かもしれません。
また、水筒にやや熱めの飲みものを入れて枕元に置いておくと、夜中や起き抜けの水分補給の際に、他の家族を起こしてしまう心配もなく安心です。
疲れをリセットしながら、自分のペースで過ごすことが、帰省を楽しむためのたいせつなポイントです。

帰省後のリセットと回復のすすめ
帰省後は、日常に戻って安心する分、気が抜けて疲れが出やすくなります。
なるべく早めに疲れから回復するためにも、ひと息つける時間を確保しましょう。
ここでは、帰宅後のリセットと回復の習慣を
- のんびりしながら回復する方法
- 振り返りと記録のポイント
- 自分なりの年始の儀式
の3つに分けて紹介します。
帰宅したら「のんびりデー」を確保
帰省から戻ったら、まずは 1日のんびり過ごす日をつくりましょう。
移動の疲れや、環境の違いによる緊張が残っているため、家事も控えめにすると負担が軽くなります。
趣味の時間を楽しんだり、好きな入浴剤を入れたお風呂にゆっくり浸かったり、とっておきのお菓子を味わったり。
年末年始にがんばった自分を、ゆっくりいたわってあげる時間です。
ただ、好きに過ごすと言っても、かえって疲れが増すような行動は避けたいところです。夜更かしや長い朝寝坊、SNSやネットの見すぎ、暴飲暴食は、回復を遅らせてしまいます。
年末年始の疲れから早めに回復するためには、胃腸を休めたり、体内リズムを整えることがカギになります。
- 消化のいい食べもので胃腸を休める
- 日光を浴びる
- 軽い運動をする
- 40℃くらいのお風呂でゆっくり温まる
のんびりしながらも、回復につながる過ごしかたを少しだけ意識すると、次の日の体調が変わってきます。
年末年始の疲れへの対処法は、参考リンクをご覧ください。

ふりかえりと記録で次回をラクにする
帰省が終わったら、荷物リストの振り返っておくと、次回の荷造りがラクになります。
- 持っていったけれど使わなかったもの
- 持っていけばよかったもの
- 次はこうしたいと思った工夫
こうしたメモを残しておくと、自然に荷物が厳選されます。自分と帰省先に合ったものだけが残り、帰省が少しずつラクになっていきます。
家族と過ごした時間や気づいた変化を記録しておくこともおすすめです。
太った・痩せた、物忘れが少し増えた、料理の味が変わった、など、気をつけておきたい変化もあるかもしれません。電話ではわかりにくい変化に気づく機会にもなります。
帰省先が遠方の場合は、会える回数が限られてきます。
ささいなできごとが、いつかかけがえのない思い出になることもあるかもしれません。
自分にとっての年始の儀式をつくる
わたしは、年始の帰省から戻ってきたあとの時間を、自分にとっての年始としています。
帰省中は何かと忙しいため、帰宅してから自分のタイミングで新しい年を感じるようにしています。
そのひとつが、実家の味のお雑煮を作ること。地域や家庭によって味が違うので新年を感じやすく、新しい年になったと自分に知らせるためのちょっとした儀式です。
帰省後の時間は、日常に戻るための大事な時間です。
自分なりの年始の儀式をつくっておくと、新しい年を静かに迎えられます。
まとめ

年末年始の帰省は、移動などの負担が大きい一方で、普段離れて暮らす家族と過ごせる貴重な時間でもあります。
しかし、生活環境や距離感が違うため、戸惑ったり、気になる場面が出てくることもあります。
それでも、一年のうち数日だけの時間です。小さな工夫を重ねながら、楽しい時間を一緒に過ごせるといいなと思います。
この記事では、冬の帰省を少しでも穏やかに乗り切るために、
- 出発前の準備
- 移動中の過ごしかた
- 帰省先で疲れをためないコツ
- 帰宅後の回復と振り返りのポイント
をまとめました。
帰省は楽しみだけど、移動時間や帰省先でのことを考えると少し不安になる。そんな人にとって、この記事が何かヒントになれば幸いです。

